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Livin' as an ice-age-generation

8.国内、アメリカ一人旅

国内一人旅

50日間のヨーロッパ旅行から帰国すると、今度は国内旅行に出掛けた。
北海道(函館、札幌、小樽、摩周湖屈斜路湖、網走、知床、釧路)、九州(福岡、長崎、軍艦島)、軽井沢、瀬戸内海(直島、豊島

など今まで行きたかった場所を訪れた。 

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国内旅行を通して、改めて日本の良さを実感した。
公共交通機関定刻通り運行し、サービスが行き届いていて、しかも物価が安いという旅行者にとっては最高の環境だ。
そして何よりすごいのは、驚異的な治安の良さだ。
夜中に一人で出歩いても平気ということがいかにすごいことか海外に出て初めて実感させられた。

ただ気になったのは、通勤電車に乗った時「疲れ切った日本人の姿」「賑やかな外国人観光客の姿」がとても対照的で印象に残った。

アメリカ一人旅

 国内旅行を一通り終えたあと、再び海外に旅立つことにした。
次の目的地をアメリに決め、ニューヨーク、ワシントンD.C、ラスベガス、グランドキャニオン、サンフランシスコ、ロサンゼルスの順に回ることにした。

そして、再びリュックひとつでアメリに出発した。

<ニューヨークで訪れた場所>

・ホイットニー美術館
チェルシーマーケット
・ブッシュウィック
・セントパトリック教会
・トランプタワー
ロックフェラーセンター
自由の女神
ウォール街
911メモリアル
ワンワールド展望台
・チャイナタウン
メトロポリタン美術館
アメリカ自然史博物館
・ダコタ
・セントラル・パーク
・ブルックリンプロムナード
MOMA 

ニューヨークに降り立つと、高さを競い合うようにそびえ立つビル群に圧倒された。空を見上げるとビルの先が霞んでいて吸い込まれそうだった。

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ニューヨークでは面白い日本人と出会った。

彼はキックボクシングの元チャンピオンで世界一周の最終地点としてニューヨークに滞在していた。
お互い旅してきた国の話題で盛り上がり、すぐに意気投合した。

彼はトランプ大統領に会いに行く」と言ってアポなしでトランプタワーに向かうなどとても行動派ユニークな人物だった。

結局トランプ大統領には会えなかったが、後日訪れたパラオでは大統領のクニオ・ナカムラ氏には会えたという。

彼とは今でも連絡をやり取りする友達だ。

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ニューヨークを一通り観光すると、バスでワシントンD.Cに向かった。

ワシントンD.C.で訪れた場所>

・ナショナル・ギャラリー
スミソニアン博物館
・国立航空宇宙博物館
・ワシントン・モニュメント
ホワイトハウス
・リンカン・メモリアル
・トマスジェファーソンメモリアル
・フランクリンルーズベルト記念碑
・マーチンルーサーキングメモリアル 

美術館や博物館の大きさに終始圧倒された。 

しかしワシントンD.C.は政治の中心地なので落ち着いた街のイメージがあったが、周辺地域に行くと麻薬中毒が徘徊していたり、地下鉄もニューヨークと比べて殺伐とした雰囲気が漂っていた。

メディアはあくまでイメージを伝えるものであって、必ずしも真実を伝えているわけではないことを改めて実感した。

危険な場所には近寄らず、明るい時間帯に観光して、早々にホテルに引き上げた。

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次のラスベガスには飛行機で向かった。

マッカラン国際空港に降り立つと早速スロットマシンが並んでいて、いかにもラスベガスという光景だった。

夜のラスベガスはどこを見てもきらびやかで、昼間よりも輝きを増していた。

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遊園地、サーカス、古代エジプト、パリなどホテルごとにテーマがあり、ヴェネツィアをテーマにしたホテルでは実際にが流れていて、ゴンドラにも乗れる。
どこも活気に溢れ、皆楽しそうにお酒を飲んだり、カジノを楽しんだりしていた。 

宿泊するホテルに戻ると、ちょうど噴水ショーが始まるところだった。
音楽に合わせて水が軽快にダンスを踊り、クライマックスには轟音とともに140メートルもの見事な水柱が立ち上がった。

ラスベガスはもともと砂漠のオアシスだったが、後にこれほど見事な蜃気楼が現れるとは誰も想像できなかっただろう。

ラスベガス最終日は、グランドキャニオンに向かった。

眼前に広がる広大な景色を目の当たりにして、

距離感が狂うほどのスケールの大きさに言葉を失った。

同時に、今まで人間の身体を基準にして人工的にデザインされた空間の中で生きてきたことに気付かされた。

日本では見られない無限に広がる荒野を前に、ただただ圧倒された。

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次にサンフランシスコに向かった。

<サンフランシスコで訪れた場所>

・フィッシャーマンズワース

・チャイナタウン

・サンフランシスコ現代美術館

・デヤング美術館

・カリフォルニア科学アカデミー

・ゴールデンゲートパーク

・アルカトラズ島

サンフランシスコでは、旅の途中で知り合ったS氏の紹介でシリコンバレーの有名企業を見学するなど貴重な体験をすることができた。

サンフランシスコはポルトガルの都市のように坂が多くケーブルカーが走っていた。潮風に吹かれながら、長い坂を走るケーブルカー爽快だった。 

次はロサンゼルスに向かった。

<ロサンゼルスで訪れた場所>

・ロサンゼルス現代美術館(MOCA)
・グリフィス天文台プラネタリウム
・ゲッティ・センター
・ジュラシック・テクノロジー博物館
・サンタモニカピア
ビバリーヒル
・チャイナタウン
・ハリウッド
ロサンゼルスカウンティ美術館 

ロサンゼルスは気候の影響からか陽気フレンドリーな人が多く、とても居心地のいい街だった。

グリフィス天文台から夕陽に赤く染まる街を眺めている時、「街のガイド兼カメラマン」ラモンさんと出会った。

夕陽を眺めながら、ロサンゼルスの歴史や街の見どころなどを色々教えてくれた。

開放的でフレンドリーな街の雰囲気に魅了され、また一つ好きな街が見つかった。

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アメリカ旅行最終日はサンタモニカのビーチで過ごした。

ここは世界中から集まる観光旅行客とそれを楽しませる大道芸人、軒を連ねる賑やかなお店屋台遊園地などが一カ所に集まっている。

人々が行き交う様子を定点観測するだけでも十分楽しめた。 

日本から押し寄せるさざ波に耳を傾けながら、地平線が炭火のようにく燃え、星々がシャンパンの泡のように夜空にはじけるまで、この平和な時間を心ゆくまで堪能した。

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tayutai0001.hatenadiary.jp